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しんみりと

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カテゴリ:Sと (秩父)( 12 )

秩父札所巡り 2010 11月 その2

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Sと歩きすぎて、靴が合わなかったようで肢の親指の爪が剥がれてしまったりしたので、今回はもう歩けなくなるような所を歩くのは止めようと気楽なお散歩です。
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札所三番 岩本山 常泉寺
その昔、この寺の住職が重い病で倒れ苦しんだとき、夢枕に観世音が現れた。「この寺には万病に利く泉水がある。これを服せよ」との御告げに従って、庭の泉水を呑むと住職の病はたちまち回復した。これを村人たちにも伝えて泉水を長命水(ちょうめいすい)とよぶようになったという。観音堂の建物は、三間四面、表に一間の大唐破風の向拝(こうはい)を付し、建築彫刻として繊細を極めている。熊谷宿玉井の名工、飯田和泉の作、向拝海老虹梁(こうりょう)の龍のかご彫りはすばらしく、鑑賞する人は跡を断たない。
補陀落は岩本寺と拝むべし  峰の松風ひびく滝津瀬

二番札所からこの三番の間の山道を降りてくる傍らの岩場に金木犀の大木があり、天然記念物らしいので、10月初めに来られれば圧巻だろうと思う。
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札所四番 高谷山 金昌寺
昔々、金昌寺の御本尊が巡礼姿の娘に身を変え、極悪人として人に忌み嫌われていた悪人の荒木丹下という男を改心させ、仏道へ導いたという。そのことから、この寺は荒木寺、あるいは新木寺とも呼ばれるようになったという。荒木観音は古く高篠の山中にあったが、いつの頃からか荒木(山田)に移されて荒木古堂とも呼ばれている。大わらじが懸けられた仁王門をくぐると、無数ともいえる石仏群に圧倒される。その数は1319体にも及び、樹木の間から見えるユーモアあふれる酒呑地蔵など、思わず知らず知らずのうちに長い時間を過ごしてしまう。
あらかたに参りて拝む観世音 二世安楽と誰も祈らん

ここは本当にたくさんの石仏が所狭しと並んでいて、それも年代も形も様々なようで、ちょっと異様な物々しさでありました。
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by penelopemnm | 2010-12-12 09:45 | Sと (秩父)

ちゃんこ料理 千里

秩父札所巡りの帰り、駅近くのどこか蕎麦屋にでも入ろうと思っていたのに、行きたい店は既に店終いしており、駅前の有名店は開いていたが満席で、途方に暮れる。とぼとぼと国道を行くと飲食店が何店舗か入った古びたビルがポツンとあるので、仕方なくその中のどこかに入ろうと決める。上の階の店が良さそうに思い階段を上がるも、予約客で満席だとのこと。こんな辺鄙な場所なのにずいぶんな人気店だと感心しながら階段をまた降りて、恐る恐る1階奥の ちゃんこ料理 千里 の扉を開ける。客はなく演歌が流れ、テレビは確かちびまるこちゃんが。もうこの時点でなんの期待もなくなったのだが、とりあえず腹を満たそうと腹を決める。
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メニューを見るとちゃんこ以外にも焼き鳥などがあり、では焼き鳥とビールで帰ろうかなんてコソコソ相談する。
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もつ煮とかね。
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皿はアレだがなかなか美味しい。特に正肉は美味しい。私は食べなかったが、野菜焼きも美味しかったようで、それならば、せっかくなのでちゃんこ鍋を追加注文する。他の客も入ってきて、予約の電話もかかってくる。
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凄まじい量である。これだけで良かったかも。変わっているのはお鍋中央に青海苔の入ったダシ醤油が入っていて、それを鍋の汁で薄めながら、つけ汁にして食すのだ。Sははじめてのちゃんこだし、私も都内のちゃんこ鍋屋には数回行った程度だが、ここのようなのは初めて。地鶏を使っているというだけあって、鶏が美味しいので、もしまた行く機会があれば水炊きを食べてみたいです。ビールと熱燗も飲んで8800円。
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by penelopemnm | 2010-12-04 23:08 | Sと (秩父)

秩父札所巡り 2010 11月 その1

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秋である。暑い時期に行ったきりになっていた秩父へ晴れと天気予報が言うので行ってみる。出かけてみるとあまり晴れなかったが。
札所巡りのようなある種の枷が出来た方が我々は何が何でも出かけねばならぬと思うのである。Sなんかもう秩父の後はどこにするか考えを廻らせている。どうやら世間の女子の間にご朱印巡りというのが流行っているという情報をどこからか聞きつけてきたらしく、そんな女子に混ざって神社仏閣を拝むのはいかがかと思って先んじているのか、イマドキ女子にただ対抗しているのかわからないが。
関係ないが、こけしも流行っているらしいね。こけしかぁ。若い子はこけしを見たことが無くて珍しいのかしら。こけしにも癒されるらしい。皆さん気の毒に。で、本日は1番から。
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札所一番 誦経山 四萬部寺
奈良時代、聖武天皇の頃(724~748)行基菩薩(ぎょうきぼさつ)という名僧が諸国巡回の際、秩父の地に立ち寄り苦行練行していたところ、栃樹の上に聖観音菩薩が現れ、行基に御告げをした。その御告げに従い、行基は観音像を彫刻し、岩窟の中に留め置いたと伝えられている。その後、永延2年(988)に、播磨国円教寺の性空上人(しょうくうしょうにん)の弟子幻通(げんつう)が、上人の遺命により秩父の地に赴き、四万部の経典を読経し経塚を築いたとされている。四萬部寺とうい寺名はそれに由来される。岩窟に安置されていた観音像を本尊として本堂を建立した。
ありがたや 一巻ならぬ法のはな 数は四萬部の寺のいにしえ

ここから2番へ行く道が杉山を抜ける急な坂道でなかなか厳しいらしいので、ちょっと躊躇していたのですが、景色もよく人もいなくて気分よく歩けました。
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札所二番 大棚山 真福寺
大鵬禅師は老いてよく岩屋に籠って読経をしていたところ、あるとき一人の老婆が朝夕に来て熱心に拝するので、「汝はいかなるものか」と尋ねた。老婆は「私はこの里に嫁いだが、嫉妬に狂い、鬼となり苦しんでいる。仏に帰依させてほしい」と願ったので、これをあわれんだ禅師は、供養のために堂宇(どうう)を建て、聖観世音(しょうかんぜおん)を刻んで安否したという。老婆が残した竹の杖が寺宝となっている。禅師は高徳な人で村人に慕われ、その名が地名となって今も残っている
廻り来て 願いをかけし大棚の 誓も深き谷川の水

ここでも納経はできるのだが、納経帳に筆を入れて貰えないので、光明寺までまた歩いてお願いする。
まだこれからが盛りなのだろうが、紅葉も色づき綺麗でした。
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by penelopemnm | 2010-11-20 23:39 | Sと (秩父)

イサーン・ナムチョーク

炎天下の秩父歩きをしてやっとの思いでたどり着いたお花畑駅。
ここから西武秩父駅にいく細い通路にやっているのかどうかわからない様子であるのがこちら イサーン・ナムチョーク 。もちろんHPなどありません。前から通るたびに気にはなっていたものの、わざわざ秩父でタイ料理でもないだろうと入らずにおりました。この日は気温35度を越え秩父というより亜熱帯といった日でしたので、迷わずこちらに初入店。
とりあえず生ビール、いやシンハーかな、などと浮かれておりましたが、サッポロ瓶のみでした。ちょっとしょんぼり。お腹も空いていたのでひょいひょい注文。
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こちらヤムウンゼン。お、なかなかのお味で一安心。店はタイの女性が何人かいますが、誰が働いているのかよくわかりません。
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トムヤムクン。いやはや私は大してタイ料理経験もございませんが、都内のどこよりもここのが美味しい。女主人らしき人は日本語は片言なのですが、坊やふたりを店内で遊ばせていて、彼らは流暢に日本語でチ〇チンとかウ〇チとかわざと母親がわからないのを良い事に客のまわりで大声で叫ぶので、神経質な方には向かないでしょう。私が窘めても止めやしません。
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最後にちょっと甘いものが食べたくて、ココナツアイスが良かったのですが、無くて頼んだライチの缶詰はイマイチでした。
写真はありませんがグリーンカレーやコーヒーも頼んで8000円ちょうど。瓶ビールは4本かなぁ。スナックみたいに明細のない小さい紙に8000とボールペンで書いたお会計です。
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by penelopemnm | 2010-08-17 19:01 | Sと (秩父)

秩父札所巡り 2010 7月 その2

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炎天下のもと歩き続けるSとわたし。続いて向かったのは28番札所から程近い29番。
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札所二十九番 笹戸山 長泉院
正天皇の頃、山の麓に龍女が現われ不思議な灯りをともし、村人達は大変気味悪がっていた。そこへ十余人の巡礼僧が立ち寄ったので、村人は灯りのともる岩屋まで案内する事にした。すると、岩屋から聖観音像が発見された。その後村人達は僧の指示に従い、ここに堂を建て聖観音を安置したという。
この寺には、秩父観音霊場開山の折に奉納されたものといわれる石札をはじめ、葛飾北斎の描いた「桜花の図」、更には洛東山の香炉、地獄極楽の絵草紙、徳川将軍の奉納品などの寺宝がある。

「分けのぼり結ぶ笹の戸おし開き 仏を拝む身こそたのもし」

そこから浦山ダム~さくら湖の周りを歩くつもりでおりましたが、余りの暑さで断念。
ダムの上まではエレベーターで行きました。

歩くのは無理だけれど、まだ時間も早かったので白久駅までまた秩父鉄道に揺られて参りました。もう三峰口に近いのですが、そこにあるのが
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札所三十番 瑞龍山 法雲寺
平安時代、深谷山・岩の上堂に安置されていた深谷(ふかたに)観音が、鎌倉時代法雲寺開創に伴って、法雲寺境内に遷された。宝として、天文年間の古納札六枚や「天狗の爪」「龍の骨」「楊貴妃の鏡」などがある。   ゆえに、本尊の如意輪観音は楊貴妃観音といわれ、鎌倉建長寺19世道隠禅師が唐より持ち帰った仏像といわれている。

今回の札所巡りは、さほど歩かなかった割には猛暑の為かふたりとも疲れ果てました。
この後またビールを補給して生きかえるのですが、、、

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by penelopemnm | 2010-08-12 09:35 | Sと (秩父)

秩父札所巡り 2010 7月 その1

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凄く暑いのに、また秩父に出かける。
何の信心もないのに、ふたりして写経までちゃんと用意し、移動手段は電車バスは使うが主に徒歩である。タクシーや自家用車で巡るなんて言語道断であるが、殆どの人はそんな緩い札所巡りのようだ。
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札所二十八番 石龍山 橋立堂
その昔、弘法大師が柚の老木を刻んで馬頭観音とし、ここに安置したのが始まりといわれている。西国、坂東、秩父の百観音霊場のうち、馬頭観音を本尊としているのは本寺と松尾寺(両国二十九番)だけであり、非常に珍しいものである。
「霧の海たち重なるは雲の波 たぐひあらじとわたる橋立」

ここは隣に橋立鍾乳洞(県天然記念物)があり、今回はその中に入るのを楽しみに参りました。
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撮影禁止だから。
中は驚くほど涼しく、いつも鍾乳洞に入ると思うのですが我々のようなチビふたりならともかく、普通サイズの人間がよくこんな狭い所を通り抜けるなぁと。普通サイズ以上の人がチャレンジして挟まってしまったりする事はないのだろうか。ジェットコースターに乗る注意書きみたいなものが無いという事は結構デブでもイケるのかしらん。(さも自分が痩せているかのように書いていますが、チビなだけで痩せてはいません)

この日、外は物凄まじく暑い上に晴天で、汗が途絶える事無く滴り落ちて、日焼け止めなど瞬時に皮膚から流れ落ち、黒々した逞しい二の腕になっていくのでありました。
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by penelopemnm | 2010-08-09 09:35 | Sと (秩父)

秩父札所巡り 2010 GW

ひょんなことからSと秩父で札所巡りをすることにしました。
全くというほど信心がない我々が何故そんなことを始めたかといえばただ寺が好き(おもに私)なのと山歩きが好き(ふたりとも)だからです。
芝桜が有名な羊山公園から近い 札所十二番 仏道山 野坂寺 から参ります。
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修行を続ける山賊に心を打たれた商人がこの地に御堂を建立して観音様を安置したのが、野坂寺のはじまりだそうです。
「老いの身に苦しきものは野坂寺 いま思い知れ 後の世の道」

そこから山歩きになりこの札所の奥の院などを巡り町中にもどるとあるのが 札所二十六番 万松山 円融寺
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その昔、弘法大師がこの地に巡錫(じゅんしゃく)し、21日間に及ぶ護摩(ごま)の修行を成し遂げると、そこに観世音が現れて「この事後の大徳に任せよ」と告げた。その後、巡錫に訪れた恵心僧都は、聖観世音を彫り、村人と共に堂宇を建立して観世音を安置したという。
「尋ね入りむすぶ清水の岩井堂 心の垢をすすがぬはなし」

そこからテクテク歩くとあるのが 札所二十七番 竜河山 大淵寺
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山の上を見上げるとある巨大な観音像はちょっと不気味です。
宝明(ほうめい)という名の行脚僧が、ここ影森の地で病に倒れ、7年の間病床にあった。そこへ訪れた弘法大師は、宝明から病の話を聞くと、聖観音像を彫り与えた。宝明は病の回復を祈願し、礼拝を続けた。するとどうした事か、7日目に霊験があり病は跡形もなく完治してしまった。これに歓喜した宝明は、弘法大師の彫った観音像を本尊として、堂宇を建立したという。「夏山やしげきが下の露までも 心へだてぬ月の影もり」

ここからは電車に乗って西武秩父にもどります。疲れ果ててはおりましたが、もう1箇所頑張ります。
札所十三番 旗下山 慈眼寺
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その昔、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の際この地に御旗を立てた為「旗の下」の地名が生まれ、この寺の山号・旗下山もこれに由来している。しかし、「はたのした」の地名はガケの下に位置する事から「はけのした」に なったという説もある。
ここには経堂というのがあって、輪蔵という、押すと心柱を中心にして回転する6角形の棚に入っており、右回りに3回転させると経典を全巻を読んだと同じ功徳を得る事ができる、といわれている。回せるのでなかなか楽しい。
「御手に持つ蓮のははき残りなく  浮世の塵をはけの下寺」

新首相は四国で半分巡ったそうですが、我々は秩父で全札所巡るべく今後もがんばります。
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納経帳も購入いたしました。
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by penelopemnm | 2010-06-12 12:46 | Sと (秩父)

秩父 2010 GW

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毎年GWはSとハイキングするのが恒例のようになっているが、今年は秩父に行ったので、琴平ハイキングコースを歩いてみる事に。
ネットで調べると初心者コース、ファミリー向けなんて記載もあり、鼻歌まじりに歩き出しました。
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しばらくは平坦な道が続き、景色を楽しみながらSとお喋りも続きます。
が、途中まで行くといきなり見上げるような断崖を登らねばならなくなります。えーーーーー、と思いながらも引き返すわけにもいかず、登るしかありません。ここだけならとの思いでやっとこ登るも、その後も物凄いアップダウンが続くのでした。
かなりしばらく歩いて漸く楽な道に。
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終盤になると26番札所の円融寺の本堂である岩井堂に到着。
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清水寺を模したとかで、山中にありながらなかなかに立派です。
秩父は近いし、これからも山歩きに来るのにはうってつけな場所だと思うのでした。
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by penelopemnm | 2010-05-16 13:02 | Sと (秩父)

すぎなのごはん

食事は別の食事をする部屋でします。
人が多い日は隣の大広間を使うのようですが、ストーブを点けた隣の小部屋で。
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素朴なこの辺りらしいおかずが並びます。
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秩父錦とともに。
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翌朝もまたこの部屋で朝ごはん。
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埼玉の奥地だけあって、味付けはかなりしっかりめです。ご飯がすすみます。Sはお櫃全部のご飯を平らげました。
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by penelopemnm | 2010-05-09 13:21 | Sと (秩父)

民宿 すぎな

泊まったのは 民宿 すぎな 。大人朝夕2食付いてひとり8800円。我々は西武秩父の駅からバスに乗っていきました。駅からのバスは滅多になくて、ちゃんと調べていかないとなりません。
バス亭を降りてもすぐわかるような場所にはありません。
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それらしい方向に歩いて行くと鯉のぼりがたくさん見える谷が向こうに見えます。こんなたくさんの鯉のぼりを見たのは初めて。
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やっとこ到着。ここは民宿とありますが、宿の建物は以前旅館として使っていたのを民宿にしたとの事でなかなかに立派です。
通された2階の部屋の窓からの眺め。
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部屋は広々して部屋に付いた内風呂は使えませんが、トイレなどちゃんと綺麗です。
他に客人なく、のんびりゆったり出来ました。
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by penelopemnm | 2010-05-08 23:16 | Sと (秩父)